プラド ディーゼル2015年06月06日

現行150プラドにディーゼル搭載車種が追加される。
それに伴いV6 4Lが廃止となる。
6月17日プレス発表だが、先行予約を受けており、もほや納期は3カ月待ちだとか。



パワートレインは、2.8Lの1GD-FTV クリーンディーゼル。
これは、5月にタイ工場で発表された8代目ハイラックスと同型エンジンだ。



気になるスペックは、直列4気筒DOHCターボエンジンで、
 排気量   2,755cc
 最高出力  177PS/3,400rpm
 最大トルク 45.9kgf・m/1,600-2,400rpm
 JC08モード燃費  11.2km/L
これに組み合わされるミッションは6AT。
もちろん新長期ディーゼル排ガス規制、ユーロ6もクリア。
NOx低減装置は尿素SCRで、尿素水アクアブルーの補充が必要となる。
 


また価格といえば、税込みで、
   TX   5人乗り 3,964,582円
   TX-L 7人乗り 4,696,037円
   TZ-G 7人乗り 5,133,927円
で、2.7Lモデルより60~70万高となっている。
エコカー免税、補助金も受けられる。


 我家の最終モデルのランクル100は、VX-Lで4,431,000円(税別)だったから、プラドTX-Lとほぼ同額である。
 高価なプラドを購入層はどんな人なのか?
 トヨタがここに来てディ-ゼルを発売した意義は何なのであろうか?
 本格かどうかは別として、SUVで7人乗りとなれば選択肢はプラドしかないのと同然な状況であり、それ故の人気車種なのであろうが。
 ランクルのリセールバリューは高いが、子供にしか使えないような3列目シート付きのSUVより、ラグチュアリーな高級ワゴン車の方が遥かに快適であることは間違いないと思うが。。。  

 個人的にはプラドに触手は全く伸びないが、70系の今後が気になるところだ。