JA11 1号車 ミッション載せ替え その52018年09月09日

続いて、配線加工です。
ATハーネスのままだと、MTのNセンサーが取れないのでエンジンがかかりません。
エンジンルーム内のATカプラーからNセンサーをとります。
カプラー内の黒赤と黒黄の一番太い線が二本あります。この線を切って短絡させることによってNセンサーを取ることができます。



また、このままだとバックランプが点灯しないので、バックセンサーの加工をします。
ミッションの上側にある配線がバックセンサーで、コネクターになっているので、あらかじめ部品取り車からコネクターの受け側を切り、線を延長しておきます。
 


カプラー内の赤線がバックランプへ繋がる配線なので、ミッションのバックセンサーへ繋げます。
バックセンサーのもう片側の配線には電源をとってやる必要があります。
ATミッションに繋がるハーネスの黄線の12V電圧をテスタで確認し、もう片側の線へはんだ付けして、バックセンサーの配線加工終了です。



これで遂に、ATからMT化終了です。
今回はリフトを使っての作業なので、二日ほどで終了しました。
  

デフなどもATとMTとではギヤ比が違うので、走ってみて違和感があるようなら随時考えて行きたいと思います。

 


ランクル100 ATタイヤ取替え2018年09月11日

ランクル100の夏タイヤを履き替えました。
YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015
285/75R16
同じジオランダーのA/T-S G012からの履き替え



アウトラインホワイトレターです。
あまり好きじゃないのですが、折角なので表に履きました。



メーカーHPによると、トレッドパターンからコンパウンドまで全てを一新し、オンオフの性能を向上させたとか。
ワイドトレッドで、ショルダー部のデザインも一新しアグレッシブな印象に。



履くまで知らなかったのですが、
G012の6PRからG015では10PRになっていました。
サイドウォールの剛性は向上しているようですが、乗り味は硬そうです。
空気圧を2.3に落として様子をみてみます。


JA11 1号車 ミッション載せ替え その62018年09月29日

今回は、マニュアル化に伴って、デフもMT用に交換します。
MT用のファイナルギヤ比は5.125ですが、ATのは4.090とだいぶハイギヤです。
なので、ノーマルタイヤより少し大きいタイヤで乗ってみると、5速での加速がまったくありませんでした。
ハイギヤのため燃費はかなり良かったのですが、オフロード走行やスノーアタックにはちょっと厳しそうなので、デフ交換をすることにしました。
デフ玉だけ載せ替えるのもちょっと面倒なので、部品取りジムニー号から前後ホーシングを丸ごと移植することにします。
下の画像が取外した前後ホーシングです。
 


部品取りから外したホーシングですが、バックプレートがかなり潰れていますが、当たりはないようです。 
降ろしたついでに、ブレーキ関係もチェックします。
シリンダーからオイル漏れがありましたので、分解してカップキットを交換しました。
ライニングやパッドなども新しいものが入っていたので、掃除して組み付けます。
片側にオイルシールからのオイルにじみがみられましたが、とりあえずはそのまま様子を見ることにしました。



シャックル側とUボルト&ショックを取り外して作業します。
ホーシングは、一人では重くて持てませんでした。
ジャッキに乗せて位置の微調整をしながら組み付けました。


 
走りやすくもなり、これでやっと普通のマニュアル車になったと思ったのですが、ファイナルが変わったことにより、スピードメータが大幅に狂ってしまいました。
40キロ走行で約80キロ付近を指していました。これではODOメータもかなり進んでしまい、ちょっと損した気分です。
ファーの中のドリブンギヤだけ変えてる人もいるようですが、そのためには分解しなければいけないので、トランスファーごとMT用に載せ替えることにしました。


こちらも部品取り号から取り外しました。脱着には腹ジャッキで30分程度の作業です。
最後にファーオイルを変えて試走しましたが、スピードメータもしっかり元通りになり、これでやっと終了です。
結局駆動系はすべてATのものからMT用に載せ替えてしまいました。