JA11 1号車 ミッション載せ替え その62018年09月29日

今回は、マニュアル化に伴って、デフもMT用に交換します。
MT用のファイナルギヤ比は5.125ですが、ATのは4.090とだいぶハイギヤです。
なので、ノーマルタイヤより少し大きいタイヤで乗ってみると、5速での加速がまったくありませんでした。
ハイギヤのため燃費はかなり良かったのですが、オフロード走行やスノーアタックにはちょっと厳しそうなので、デフ交換をすることにしました。
デフ玉だけ載せ替えるのもちょっと面倒なので、部品取りジムニー号から前後ホーシングを丸ごと移植することにします。
下の画像が取外した前後ホーシングです。
 


部品取りから外したホーシングですが、バックプレートがかなり潰れていますが、当たりはないようです。 
降ろしたついでに、ブレーキ関係もチェックします。
シリンダーからオイル漏れがありましたので、分解してカップキットを交換しました。
ライニングやパッドなども新しいものが入っていたので、掃除して組み付けます。
片側にオイルシールからのオイルにじみがみられましたが、とりあえずはそのまま様子を見ることにしました。



シャックル側とUボルト&ショックを取り外して作業します。
ホーシングは、一人では重くて持てませんでした。
ジャッキに乗せて位置の微調整をしながら組み付けました。


 
走りやすくもなり、これでやっと普通のマニュアル車になったと思ったのですが、ファイナルが変わったことにより、スピードメータが大幅に狂ってしまいました。
40キロ走行で約80キロ付近を指していました。これではODOメータもかなり進んでしまい、ちょっと損した気分です。
ファーの中のドリブンギヤだけ変えてる人もいるようですが、そのためには分解しなければいけないので、トランスファーごとMT用に載せ替えることにしました。


こちらも部品取り号から取り外しました。脱着には腹ジャッキで30分程度の作業です。
最後にファーオイルを変えて試走しましたが、スピードメータもしっかり元通りになり、これでやっと終了です。
結局駆動系はすべてATのものからMT用に載せ替えてしまいました。


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